こんにちは、増太郎です。
前回は「いばらき原子力防災アプリ」の原子力防災検定に挑戦し、第1問から第4問まで解いてみました。
結果は、なんとか4問とも正解!
……とはいえ、途中で「どっちがどっちだっけ?」と迷ったり、解説を読んで初めて知ることがあったり。
正解できたからといって、ちゃんと理解できているとは限らないんだな、と感じました。
さて、今回はその続き。第5問から第8問に挑戦します。
前回の勢いで、このまま全問正解できるでしょうか。
今回も一緒に考えてみてください。
増太郎はこんな人
茨城県出身。もともとはエンタメ業界にいて、原子力防災の知識はほとんどありませんでした。今は記事を書きながら、自分自身も勉強中です。
いばらき原子力防災検定、続きに挑戦!
第5問|PAZって、どこまでの範囲?
今回の最初の問題はこちら。
「原子力災害対策重点区域である『PAZ(ピー・エー・ゼット)』の説明で正しいものはどれでしょうか。」
選択肢は、
A. 原子力発電所からおおむね半径1km圏内の地域
B. 原子力発電所からおおむね半径5km圏内の地域
C. 原子力発電所からおおむね半径10km圏内の地域
D. 原子力発電所からおおむね半径50km圏内の地域

PAZ。
名前は聞いたことがあります。
でも、何kmまでだったっけ……。
「たしか5kmだったような?」
少し自信はないですが、Bを選びます。
正解は「B. おおむね半径5km圏内」です。
よかった!
PAZは「予防的防護措置を準備する区域」のこと。
原子力災害が起きたとき、放射性物質が放出される前から、予防的な避難などを行う区域なんですね。
ちなみに、東海第二発電所の場合、PAZに該当するのは東海村の全域と、日立市・ひたちなか市・那珂市の一部だそうです。
地元の名前が出てくると、一気に身近な話に感じます。
第6問|PAZでは、いつ避難する?
続いて第6問です。
「原子力発電所で事故が起きた場合、『PAZ(ピー・エー・ゼット)』の住民がとるべき行動はどちらでしょうか。」
選択肢は、
A. 市町村の指示に従い、放射性物質が放出される前に避難を行う
B. 原則として、放射性物質が放出された後に避難を行う
おっ、これはさっきの問題がヒントになりそう。
PAZは、放射性物質が放出される前から避難する区域でしたよね。
ということは、A!
正解は「A. 市町村の指示に従い、放射性物質が放出される前に避難を行う」です。
さっきの解説をちゃんと読んでおいてよかった。
ただ、ここで一つ気になったことが。
入院している方など、すぐに移動するのが難しい人はどうするんでしょう?
解説によると、移動によって健康状態が悪化するおそれがある場合には、放射線防護対策が取られた施設で屋内退避することもあるそうです。

PAZでは、指示に従って放射性物質の放出前に避難することが基本。
でも、全員が同じように移動できるわけではないんですね。
これは問題を解くだけでは気づかなかったことでした。
第7問|今度はUPZ。PAZとは何が違う?
続いて登場したのが「UPZ」。
またアルファベット3文字です。
「原子力災害対策重点区域であるUPZ(ユー・ピー・ゼット)の説明で正しいものはどれでしょうか。」
選択肢は、
A. 原子力発電所からおおむね半径5km〜30km圏内の地域
B. 原子力発電所からおおむね半径30km圏外の地域
C. 茨城県内全域
PAZが5km圏内なら、UPZはその外側だったはず。
ここはAを選びます。
正解は「A. おおむね半径5km〜30km圏内の地域」です。
これで3問連続正解!
UPZは「緊急防護措置を準備する区域」のこと。
茨城県では、水戸市や大洗町などを含む13市町が該当するそうです。
ただし、市町によっては一部の地域だけが対象とのこと。
「同じ市内でも、場所によって違うんだ」
これは少し意外でした。
ちなみに、茨城県の公式サイトには、PAZ・UPZの対象地域が分かる地図も掲載されています。
気になる方は、茨城県のPAZ・UPZの地図を確認してみてください。
第8問|UPZの住民は、どう行動する?
今回の最後の問題です。
「原子力発電所で事故が起きた場合、UPZ(ユー・ピー・ゼット)の住民がとるべき行動はどちらでしょうか。」
選択肢は、
A. 原則として、放射性物質が放出される前に避難を行う
B. 原則として、屋内退避を継続する
うーん、これは少し考えました。
原子力災害と聞くと、すぐに避難した方がいいのかな、と考えてしまいます。
でも、PAZとUPZでは、まず取る行動が違ったはず。
UPZでは……たしか屋内退避だったはず。
ここはBで!
正解は「B. 原則として、屋内退避を継続する」です。
よし、今回も4問正解です!
解説によると、UPZでは、全面緊急事態となった場合、まず自宅などで屋内退避を行うことが基本だそうです。
その後、放射線量などの測定結果によっては、避難や一時移転が必要になる場合もあります。

UPZでは、まず屋内退避。その後も国や自治体などの情報や指示を確認して行動することが大切です。
「事故が起きたら、とにかく逃げる」
そんなイメージを持っていましたが、必ずしもそうではないんですね。
4問解いて、少し身近になった原子力防災
第5問から第8問まで、今回も無事に終了。
特に印象に残ったのは、PAZとUPZで取る行動が違うということです。
PAZでは、指示に従って放出前から予防的に避難する。
UPZでは、まず屋内退避を行い、状況に応じて避難や一時移転を行う。
今まで似たような言葉だと思っていましたが、ようやく違いが分かってきた気がします。
茨城県出身なのに、地元の原子力防災について知らないことがまだまだありますね。
さて、検定も残り4問。
ここまで8問連続正解ですが、最後までこの調子でいけるでしょうか。
次回も一緒に挑戦していきましょう!
参考・公的資料
掲載情報の最終確認日:2026年10月26日